古墳に入りたい

就活日記

就活の終わり

とても好きなcmがある。

JA全農石川佳純のラジオcm。

石川佳純はすごい!」

石川佳純は天才だ!」

世の人がそう褒めたたえるのに、彼女は答える

石川佳純はまだまだです。」

別に謙虚とかじゃなくて、本当にそう思ってるんだ。

 

そのCMを耳にするたび、高3の3月に恩師に言われた言葉を思い出す。学年一厳しくて、一番面倒を見てくれた先生だった。大学受験が終わり高校に報告に行った時のことだ。どの先生もやったねよかったねと言う。でも恩師はおおっ!と声をあげた後、「お前の人生のスタートだな!」と言ってくれた。それは僕が一番欲しかった言葉だった。分厚い掌の記憶がふと頭をよぎった。

 

朝10時過ぎ、電話がきた。祝内定。泣いていい?ってか。結局一番行きたかった場所に行ける。それが現実だってことをなかなか信じられなかった。これまでの選考は壮絶でたくさんの涙をのんできた。お前ならできる。向いている。そんなことを言われすぎていて、対策も万全すぎていて、でも落ちるところではきっちり落ちていて。だから、もう生まれ直すしかないと思っていた。叶わない夢を語るのがお似合いだと思っていた。

 

でも、届いた。その時、心はかつてなく熱く燃えていたが冷静でもあった。走馬灯ほど早くはないけれど、ここ半年くらいでお世話になった人や報告しなきゃいけない人たちの顔がじんわりと浮かんできた。

「あなたですよ!あなたのおかげで僕はここまで来たんですよ!」

一人一人に電話をかけたかったけど、抑えた。

それに、

「ううんそれは違う、頑張ったのはあなた」って言われそうで。

うん。僕は頑張りました。

でも、数々の奇跡みたいな出会いやありがたい支えがもしなかったら、どうなってたんだろう。たとえ感謝を突き返されたとしても、僕は感謝してもしきれない。だから、最後の面接、最後の言葉でぼくは語ったんだ。

「就活をする中でもたくさんの人と関わって、学んで、楽しんで、そんなふうにこれからも人と人の間に生きていきたい、そういう仕事をしたい!」

その言葉が社長に届いたかは分からない。あまりにも青臭い。でも歩いて歩いて自分で見つけた答えだったから、帰り道もすっごい笑顔だった。

 

 

出版社を受けることについて、就活について、たくさんの思いや記録を下書きやメモ帳に書き留めました。川に浮かぶ藁みたいなものかもしれないけれど、それをある程度まとめて公開したいと思います。もし後から来る人たちが、それを掴んでくれたらやっぱり嬉しいし、それが恩返しにもなると信じています。

 

 

なんか書いていて恥ずかしくなってきた。でも、人生たまには恥ずかしいくらいがいいんだよ。

 

 

 

またスタートラインに立つ。

 

僕は、まだまだです。

 

改めて

 

本当にありがとうございました。